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辻田 祐一*; 今村 俊幸*; 山岸 信寛*; 武宮 博*
Parallel and Distributed Processing and Applications (International Symposium, ISPA 2003), p.139 - 144, 2003/00
近年PCクラスタを利用した並列計算環境を構築することが注目されている。このPCクラスタにおいて複数のノードを意識することなく利用できるためにSCoreが開発され利用されている。われわれはこのSCoreに、すでに開発した異機種計算機間で利用可能なMPI通信ライブラリStampiを移植し、SCoreでは利用できなかったMPI-2に定められた動的プロセス生成機能とSCoreが稼動するPCクラスタと他の計算機とのMPI通信を可能にした。この移植したStampiについて、性能評価を行ったところ、十分な性能が得られることと、Stampi自身が持つ柔軟な通信基盤の有効性が確認できた。
寺崎 英紀*; 加藤 工*; 浦川 啓*; 舟越 賢一*; 鈴木 昭夫*; 岡田 卓; 前田 信*; 佐藤 仁*; 久保 友昭*; 葛西 志津*
Earth and Planetary Science Letters, 190(1-2), p.93 - 101, 2001/07
被引用回数:52 パーセンタイル:68.52(Geochemistry & Geophysics)Fe-FeS系融体は地球外核の主要な候補物質と考えられている。外核内部の対流ダイナミクスを考察するうえで、その粘性は最も重要な物性の1つである。われわれは、新しい試料アセンブリを用いて、X線影像落球法により、Fe-FeS系融体の高圧その場粘性測定を行った。粘性測定は、温度範囲1233-1923K,圧力範囲1.5-6.9GPa,組成範囲Fe-FeS(wt %)において行われた。合計17回の測定で得られた粘性係数は、0.008-0.036Pa sの範囲で系統的に変化した。粘性係数の温度・圧力依存性から、粘性流動の活性化エネルギー及び活性化体積は、それぞれ30kJ/mol1,1.5cm/molとなり、FeS融体の粘性はFe融体より15%小さいことがわかった。これらの傾向は、Fe-FeS系融体の構造変化に関連付けることができる。